なぜゴールデンウィークが近づくと理由もなくワクワクしてくるのか



新緑の季節が好きだ。
八重桜も終わって、ケヤキ、イチョウの大木が一斉に透明感のある若葉を広げ始めると、景色は一変する。今年は寒の戻りが大きくて朝は10度を切る涼しさだが、むしろ薫風に相応しい。

ここ数年、朝のジョギングが習慣になっている。
もともと運動音痴なのでアスリートのトレーニングとは全く異なるのんびりジョグだが、続けるとそれなりに効果も出てきてフィジカルには嫌みなほど健康そのものである。以前もblogでも書いた気がするのだが、このジョギングはある思い込みの元に続けられている。
それはつまり「自分という動物を散歩に連れて行く」ということである。

僕の中には動物と飼い主が存在している。

朝、寒くて外に出るのはめんどくさいなあ、とベッドの中で考えているのは飼い主である。一方、動物の自分は散歩を楽しみにしている。散歩をサボると、動物は太るしイライラするし、飼い主としても扱いづらくなる。
エイヤ!とジョギングに出てしまえば動物は機嫌がいいし、戻ってきてシャワーを浴びる頃には飼い主も動物も幸福感に包まれている。

自分という動物を飼う以上、食事と運動、衛生状態は常に気を配ってやらなければいけない。オレの動物は強いから空腹も運動不足もモノともしない、と思い込んでいるのは愚かな飼い主である。動物に我慢を強いれば、反乱を起こされるに決まっている。

そんな理由でだらだら走るだけのジョギングだが、季節感を味わえるのもいいところだ。
羽根木公園では鯉の吹き流しがお披露目された。お節句が近い。東京が世界でいちばん美しくなる季節だ。

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