なぜ「華麗なるギャッツビー」を観てブツブツ云っているのか。

ディカプリオ主演の「華麗なるギャッツビー」を観た。
70年代の同名の映画をケーブルテレビで観たばかりだったので、つい比較してしまう。
前作はロバート・レッドフォード主演で、衣装はラルフ・ローレンだった。特にパーティシーンは大掛かりで、主人公たちがクルマを降りてから玄関、パーティ会場を通り抜けて庭に出るまで何百人の役者がいたことだろう。リアリティには大いに感心した。

今回はそこで張り合うのはやめて、1920年代のニューヨークを活写することにつとめたようだが、ようするに三丁目の夕日なのであった。良くも悪くも。
なにより、ニック・キャラウェイのタイプが冴えなさすぎて、僕はちょっとなあ。
テンポがいいんで飽きさせないが、それもまたゴージャスな金持ちの生活を描くには不向きだった気がする。

ようするに求めるものが僕とは違ったということかなあ。

となりの席のお嬢さんが音にびっくりして飛び上がったのが最大の印象であった。
やっぱり映画館で見る映画はいいな。六本木ヒルズのTOHOは満員でしたよ。

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